江戸後期、山水画の名手といわれた桜間青香iさくらませいがい)(1786〜1851)は、岡崎藩士で藩主本多家の江戸屋敷に生まれました。藩主忠顕(ただあき)、忠考(ただなか)は絵事を好み、それに仕え寵愛されたといいます。青高フ活躍の場は江戸でその作風は谷 文晃(たにぶんちょう)に始まる関東南画系列に属するもので、渡辺崋山(かざん)とも交流がありました。
主に山水画を得意とし、崋山も「山水は我青高ノ及ばす」と云ったといわれます。本展では、本市収蔵品より桜間青高フ作品、藩主本多忠顕・忠考、同時期に活躍した尾張の山本梅逸(ばいいつ)、中林竹洞(ちくとう)、岡崎の石川貫河堂(かんがどう)などの作品を中心にご紹介いたします。
■主な展示内容
- ●雨中山水図(うちゅうさんすいず) 桜間青香@ 江戸後期 絹本・着色 51.4cm×69.8cm
- ●青緑山水図(せいろくさんすいず) 桜間青香@ 昭和35年頃 杉浦彰氏寄贈
- ●林和靖閑居図(りんかせいかんきょず)
桜間青香@ 1823年 絹本・着色 168.7cm×82.3cm
- ●朝日に竹図(あさひにたけず) 本多忠顕 江戸後期 絹本・着色 70cm×45cm
※会期中、予告なく展示替えを行う場合があります。
青緑山水図

江戸時代後期(文政8年)
桜間青黒M
縦110.6cm 横37.1cm
右上に「乙酉秋七月寫為鼓琴主人香坂行郷先醒/青刻ソ山咸」の署名と「山咸之印」の朱文方印があり、本品が文政8年(1825)7月桜間青高ノよって描かれたものであることが知られる。谷文晁によって確立された関東南画系列に属するとされる桜間青高フ作風を知る上で参考となるものである。
雨中山水図 桜間青香@ 江戸時代後期
江戸時代後期 桜間青黒M
絹本着色 縦51.2cm 横70.0cm
「青甑」の署名、「山」「咸」の印あり。
| 主 催 | 岡崎市 |
|---|---|
| 会 期 | 平成24年3月9日(金)〜平成24年6月6日(水) 前期:平成24年3月 9日(金)〜平成24年4月25日(水) 後期:平成24年4月27日(金)〜平成24年6月 6日(水) 岡崎公園桜まつり夜間照明期間中は21時まで開館します。(入館は20時30分) 平成24年4月26日(木)は展示替えのため特別展示室のみ休室します。 |
| 会 場 | 三河武士のやかた家康館 特別展示室 〒444-0052 愛知県岡崎市康生町561番地(岡崎公園内) TEL 0564-24-2204 FAX 0564-24-2247 |
| 休館日 | 会期中無休 |
| 入館料 | 大人(中学生以上)350円 小人(5歳以上)200円 市内に住所を有する中学生以下の方又は65歳以上の方及び、身体障がい者手帳、療育手帳、精神障がい保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳、Withカードのいずれかを所持する方は無料。 ※ 住所及び生年月日の確認できるもの(運転免許証及び健康保険証など)をご提示ください。 |
